第4章 1日15時間労働で起こる体の異変

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こんにちは。セッキーです。

 

今日は前回の続き、ブラック企業での仕事の日々について話していきたいと思います。

 

前回まではこちら

 

→第1章 周りに流され・周りの目を気にしていた学生時代

→第2章 高卒後の就職先で待っていた収入の現実

→第3章 人生初の転職はブラック企業

 

ブラック企業の真実が見えた瞬間



支店長に同行してもらった挨拶回り以降、私は1人で取引先に行き

全てを自分でやらなければならない状況になりました。




取引先に行くときは毎回その会社の前ではいつも

あーでもないこーでもない。

と余計なことを10分は考えては悩みドアを開ける。

 

 

そして、事前に支店長から

 

「〇〇さんのところ言ってこの商品の話してこい」

「〇〇の部分だけ伝えてくればいいから」

 

と言われたことだけを話すわけです。

 

 

担当の人にしどろもどろでその説明をすると、

どの取引先でも決まって、

 

 

取引先担当

「セッキー君はそんなこともわからないの?

そんなんで何しにうちにきたの?」

「もっと勉強しないとさぁ~、こっちも頼めなくなっちゃうよね~」

「なんで〇〇さんは(支店長のこと)こんな子うちの担当にするかな~」

 

「すみません、それは戻って調べてまたご連絡します」

「私の勉強不足です。すみません」

「本当に申し訳ありません」

 

 

 

営業ど素人だろうとそんなものは関係ありません。

こんなことばかりです。

 

 

どこの取引先に行っても言われることは同じでした。

 

 

 

そして、事務所に戻れば

 

 

支店長

「お前〇〇の説明したって言ったって、

〇〇のここの部分は当然聞いてきたんだろうな?」

 

「いや…何を聞いていいのかわからなくて

とにかく言われたことだけは伝えてこようと…」

 

 

支店長

「はっ?お前何しに行ってきたの?

何でそんなことも聞いてこないんだよ!

それくらいわかるだろ普通!!!

 

「すみません…」

 

 

取引先に行って、〇〇の商品のことを伝えてくればいい。

 

 

そんな事前の教えは全く関係ありません。

それを伝えたかどうかなんてどうでもよかったのです。

 

 

 

自分の席に着けば外出していた間に溜まっていた発注資料。

メーカーに商品を発注し、各取引先への配送を依頼する。

 

 

 

これも、どのような手順を踏まえて

どこまでを終了させるのか?

全くわかりません。

 

 

なので致し方なく社員に質問すれば、

 

 

「そんなのもわかんねーの?お前…」

 

 

この会社に入社すれば、何も教わらなくても全てできるようになっているのが当たり前のようです。

 

 

その社員さんがついたため息から

「マジでお前使えねー」

こんな言葉が見えるようにすら感じました。

 

 

 

 

取引先に行けば何しにきたの?とあしらわれ。

戻って来れば支店長に怒鳴られ、

書類関係を手伝わされた社員さんには

ため息と嫌な顔をされながらぐちぐち言われ、

 

 

 

私は緊張と不安から

日を増すごとにどうすればいいのか

余計にわからなくなっていきました。

 

 

それに、苦しかったのはそれだけではありません。

 

 

 

会社の就業時間8時半~17時半の間は、

事務所にいるとひっきりなしに取引先からの電話が鳴ります。

 

 

自分の担当の発注作業もままならない私にとっては、

就業時間内で電話に対応しながら事務作業を終わらせることは不可能でした。

 

 

 

なので、

入社してから2週間ほど経ってからは、

職場を出るのは22時~終電15分前(23時半頃)。

 

 

それでも手に負えないので、会社の就業開始(8時半)より前、

朝7時には出社して事務作業を始めます。

 

 

 

 

休憩、息抜きは?って?

 

 

 

 

就業中は”休憩時間”と呼べるものなんか

この会社には存在しません。

 

もし仮に「休憩時間は?」と聞かれたとすれば、

 

 

 

”コンビニに行って昼ごはんを買って帰ってくるまでの約5分”

 

 

 

これが私の7時~23時前後の中での休憩時間です。

それ以外は全部業務。

 

 

 

私の労働時間は1日15〜16時間にもなっていました。

 

 

 

会社までの通勤時間で往復2時間はかかっていた私は、

家に着く頃には深夜1時を回り、起床は5時過ぎ。

 

 

この時期の平均睡眠時間は約3時間半ほどです。

 

 

それでも初めは

「これが働くってことだし、初心者なんだからこれくらいが普通なんだろう」

そう自分に言い聞かせて仕事をしていました。

 

 

嫌な顔をされ、ため息をつかれ、

仕方なさそうに手伝ってもらう社員さんに申し訳ないと思っていましたし、

 

もっと言えば、ここで自分が頑張らなければ

この仕事を紹介してもらったおじさんのメンツにも関わる。

 

 

そんな風にして仕事をすることができていましたが、

たった3週間でモチベーションも全くなくなり、

むしろマイナスになっていました。

 

 

こうなるともう完全に思考停止状態。

 

 

毎日職場に行っては怒鳴られ、取引先に行っても怒鳴られ。

 

「今日は怒鳴られてないな」なんて思っていたら、

今度は取引先からの電話越しに怒鳴られ。

そして社員にはグチグチ言われ。

 

 

その繰り返しから

私はポジティブなことが何一つ考えられなくなり、

仕事、働くこと

こんなこと以上に、生きていることすら意味わからなくなりました。

 

 

 

まだ20歳…

 

 

 

学生時代の同級生は大学に進学して、

 

「キャンパスライフ最高!」とか

「サークルまじだりぃ~」とか

「朝弱いから1限とかホント行くの無理なんだけど」

「ゼミの合宿はヤバイ楽しいわ」

 

とか言ってる時です。

 

 

 

 

そんな時に私は生きている意味すら見失っていました。

 

 

 

そして、それがメンタル面だけでなく、

体の症状としても現れ始めます。



うつ病状態

 

 

考停止状態になってからというもの、

私の体には異変が起き始めました。

 

 

具体的には、食事を取ると、

その数十分後には全て吐き出してしまうのです。

 

 

食欲がなくなったわけではありません。

だから最初は食あたり程度に思ってました。

 

 

でも、

お昼に食べたものを吐き出してしまうことが次第に多くなっていったんです。

 

 

ごく稀にですが2週間に1度くらい、

昼の時間が1時間程度ゆっくり取れる時がありました。

 

他の社員の人と昼の時間が合うこともないので、

1人でゆっくりお店で食事ができる唯一の息抜きの時間です。

 

 

そんな束の間の休みも、その食事を取ってから事務所に戻る道端で、

つい10分ほど前に食べた食事を全部吐いてしまいます。

 

 

 

 

 

はたから見たら、

どれだけ情けない姿だったでしょう。

 

 

 

 

事務所に戻った後も、トイレに駆け込み、そこから10~20分程、

胃の中が空っぽになっているにも関わらず吐き気に襲われる。

 

救いを求めようにも私に精神的にも現実的にも

手を差し伸べてくれる人なんてこのオフィス内にはいません。

 

席に戻れば、支店長から

 

 

「気持ちが弱すぎるんだよ。情けない…」

 

 

 

私には、もう「はい」以外何も言えませんでした。

 

 

 

 

この体の症状が出始めたのが入社から1ヶ月半ほどたったころ。

「とにかく医者に診てもらってこい」

と言われ休みをもらい病院で胃カメラなどの診察を受けました。

 

ですが、出てきた結果は、

 

 

「異常なし」

 

 

精神科のことなどは全く知らず、頭にありませんでしたが、

診察を受ければ120%うつ病と診断されるような状態だったでしょう。

 

 

 

 

惨め。と言う言葉が自分にぴったりでしたね。

 

 

 

 

仮にこんな状況でも、収入が高かったりしたら、

まだ続ける意味があったり、

そもそもこの症状も出ていなかったのかもしれません、

 

 

 

 

ですが、私のこの労働状況の中で、

私が受け取っていた月の給料は25万円ほどです。

 

 

 



というのも、

約5時間ほどの残業の毎日。

月平均で考えれば、ゆうに120時間以上も残業してます。

 

でも、

 

 

「お前はまだ新人で何もできてないだろ?

そんな状態で残業代全部もらえると思うなよ、ちゃんと考えて申請しろ」

 

 

と支店長から言われ、明細を見ると、

残業時間は1/3ほどまでにカットされていました。

 

 

 

 

 

まさにブラック企業の象徴とも言える職場。

 

 

 

 

 

体調も毎日おかしかった私は、もう何もかも考えられなくなり、

ついに自分の意思に反して体が動かなくなる。

という状態になります。

 

 

 

仕事をバックれた

 

転職してから3ヶ月程経ったある日の突然の出来事、

 

 

 

朝目が覚めても体が起き上がれない。

起き上がれた後も着替えを取る。という行動が取れない。

座椅子に座ったら、そこから立ち上がれなくなる。

 

自分の意思に反して体が全く言うことを聞きません。

 

 

 

私は限界に達していたようです。

意思や胃腸面だけでなく、いよいよ体全体がおかしくなっていました。

 

 

もう人としてあるべき姿を全て吸い取られてしまったような感じです。

 

 

当然仕事になんか行けません。

電話すら出られません。

 

 

それでも会社の人たちからは数分おきに電話が鳴ります。

ものの1時間くらいで着信履歴は会社で埋まっていました。

 

 

 

 

 

「もう終わりだな…」

「このまま死ぬんだろうなー…」

 

 

天井をただ見つめ、棒読みでそんなことを呟いていたら、

気がつけばお昼を過ぎ。

 

 

 

私は20歳にして人生の終わりを考えてました。

 

 

 

 

まさか自分がこんな状態になるなんて…

 

 

 

 

仕事は退職することになりました。

 

毎日怒鳴っていた支店長や取引先、

ため息と面倒臭さをあからさまに出しながら

私の事務処理を手伝う社員。

 

学校めんどくせー。とか言いながら、サークルの飲み会、

ゼミの合宿の写真をSNSにアップしている同級生たち。

 

いろいろなことが頭の中で駆け巡り、

自分の現状を考えるとなんとも惨めで情けなくて…

 

 

自己否定感は限界に達し、何もかも投げ出しました。

 

 

ようやく出れた会社からの電話で退職の話をして、

数日後に退職届を事業所に出しに行きました。

 

ですが

 

 

「それここじゃ受け取れないから、自分で本社行って出して」

 

 

支店長にあしらわれました。

 

入社の時はこの場で行なっていたのに、

退社する時は本社に行け。というのです。

 

その日はようやく動けたのが午後で、

そこから事業所に行っていました。

 

 

なのでもう夕方。

本社は人事の人たちが残っている時間ではない

ということで後日改めて行くことになりました。

 

 

ただ、体調が悪い中で最後の力を振り絞って

事業所に退職届を出しに行った私は、

このときもう完全に電池が切れました。

 

 

その日、どうやって家に帰ってきたのかすら自分で認識してません。

 

 

本社に行く日も、朝から晩まで吐き気に襲われ

「行かなきゃ、行かなきゃ…」

と思っているのに体を動かすことができない。

 

 

 

結局私は退職届を出すことができずに、

バックレる形で退職。

 

 

 

そのまま引きこもりへと進むのです。

 

 

続きはこちら

第5章 一般社会から逃げた引きこもり時代

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私は転職を機に180度人生を変えることができました。

働くことがこんなに楽しいと思えたことは初めてです。

 

と言っても、元々は

才能やセンスなし・人脈なし・学歴なし

こんな感じで地を這うように底辺を生きてきた人間です。

 

取り柄なんて何もありませんでした。

 

でも、そんな人間でも、自分にとってやりがいのある、

楽しい働き方、職場を選ぶことはを可能なんです。

 

「そんなの本当にできるのかよ?」

って思いますよね?

 

その気になる内容、より具体的な私の体験談はメルマガで話してます。

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